farfetch community2021年9月10日金曜日

人気YouTuberリッキーさんがすすめる、<カラーザッピング>という偶然の出合い

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開設1年で登録者2万人を記録し、ファッションを中心に大人が人生を楽しむヒントを発信する、YouTuberであり、デザイナーであるリッキーさん。お気に入りのブランドやいつも手を伸ばすスタイルだけでなく、思わぬアイテムやハッピーになれるスタイルを発見できる<カラーザッピング>でオンラインショッピングを今まで以上に楽しんでいるという。佐藤さんがカラーザッピングで出会った今季おすすめのアイテムと、偶然性に満ちた新しいお買い物のあり方をご紹介。

Q. リッキーさんは、お買い物をするとき、<カラーザッピング>なるものをしていらっしゃるとお聞きしましたが、いつから、どんなきっかけで始めたんですか?
<カラーザッピング>とはどんなものか、簡単に教えてください。

A. オンラインで買い物をするときはアイテムの量が多く、盲目的に何かを探すというのが難しいと感じていました。一方、実際にお店に行く場合は、空間的な制限の中で、限られた商品から目的を決めずに直感で気になった物を手に取る。そんな偶然の出会いが、やはり楽しいですよね。同じようにオンラインショッピングでも、この偶然性を手に入れられないか?と考えたときに思いついたのが、漠然としたワードで検索をすることでした。ブランドもアイテムも決めずに今の気分に合ったカラーだけを選択して、検索する。そのきっかけは、ファーフェッチ上で色で検索する機能を見つけたことでした。色を制限するだけでかなり絞り込まれて、ぐっとザッピングに適した商品数になります。そこから、ファーフェッチがおすすめする商品をそのまま見ていき、気になった物をお気に入りに追加しています。

Q. これまでの<カラーザッピング>で出合ったお気に入りブランドやアイテムには、どんなものがありますか?

A.  写真で着ているStella McCartney(ステラ・マッカートニー)のニットは、まさにファーフェッチで<カラーザッピング>をして初めて手にした商品です。グリーンが気分だった数年前に購入しました。コントラストの効いたライトグリーンのパネルデザインが、モダンでありながら品のある一着で、気分にぴったりだったんですよ。これをきっかけに、<カラーザッピング>は私のオンラインショッピングのスタンダードになりました。

Q.  ファーフェッチをご利用の方に<カラーザッピング>をおすすめする理由は?

A.  オンラインのショッピングでは、どうしてもすでに知っている自分の好きなブランドに偏りがちです。もちろん、それも大切なのですが、新たな発見には偶然性が必要。つまり、<セレンディピティ>(思わぬものや幸運を偶然に発見すること)ですね。これが起こりやすい状況を自発的につくる一つの方法として、経験上、<カラーザッピング>はとても有効でした。

Q. 今、気になっているカラーはありますか?<カラーザッピング>で見つけた、今気になるアイテムを教えてください。

A. グリーンは引き続き探しているのですが、昨年末からパープルも気になっています。あくまで直感的なものだったのですが、改めてパープルの効果を調べてみたら、緊張をほぐし、不安感を和らげてくれるとのこと。ウィルスと共存する生活において、自分自身がそういう効果を欲しているのか、もしくは社会にそういう効果が必要と思ったのかもしれません。そんな落ち着きもありながらも、印象としてインパクトのあるパープルは、ファッションに取り入れるのが難しいと感じていました。ただ、ファッションにおいて新たなチャレンジは、何よりも楽しいこと。このAcne Studios(アクネ・ストゥディオズ)のマフラーは、グリーンもパープルも入っているお気に入りです。

Q. デザイナーでありYouTuberでもある立場から見た、今注目のブランドや、これから手に入れたいアイテムはありますか?

A. 自分が関わるデザインは、どんなものでも環境に対しての配慮を欠かないようにしています。ファッションにおいても、それは同じです。ファーフェッチでも、<エシカルコンシャス>という項目にチェックを入れると、サステナビリティに配慮された商品の一覧を見ることができますよね。すべてが十分な取り組みとは言えないかもしれませんが、まずはそこに目を向け、姿勢を明確にしているブランドに注目しています。
また、アフリカやインドとヨーロッパのハイブリットなブランドにも興味があります。これまでもそのような組み合わせはありましたが、現在の組み合わせは今までと少し違って見えますね。メゾンなどの大きな力が民族的な要素を借りてくるという従来の構図から、両者が対等な関係でお互いの良さも引き出しているという、まさにハイブリットな魅力を感じます。デジタルネイティブ世代の既成概念に囚われない価値観が、その裏で大きな役割を果たしているように思います。

Q.  改めて、リッキーさんがYouTubeで伝えていきたいこととは?

A.  YouTuberという立場から、マイノリティーになりつつあるファッションというジャンルを見つめ直しています。結論としては、やはり自分はファッションが好きなんですよ。(デザイナーとしての)つくる視点と、(YouTuberとしての)伝える視点。両方の視点を持ち合わせている自分だからこそ伝えられるファッションの魅力を動画にしていきたいと思っています。

佐藤リッキー:
YouTuber、デザイナー。東京生まれ。日本大学経済学部卒。ライフエディトリアルショップ、CIBONEのビジュアル・イベント企画を担当。独立後、アパレルブランドのエキシビション空間演出を手がける一方で、プロダクトデザインをスタート。オーガニックコットンタオル《コットンヌーボー》(IKEUCHI ORGANICより発売、グッドデザイン賞受賞)、創業1585年扇子を中心として和ブランドの西川庄六商店(MOMAニューヨークにて販売)などで多数の商品を発表。その後、世界的アパレル企業H&Mのショッパーや様々なロゴデザインなど、グラフィックデザイナーとしても活動。また、第一ホテルのチャペルやLYURO 東京清澄 THE SHARE HOTELSの空間デザイン・ディレクションも行う。 ジャンルを越えて幅広いプロジェクトで<東京>をデザインするアーティスト。2020年にYouTubeチャンネル「どうもリッキーさん」を開設。1年で登録者2万人を越え、成長を続けている。
YouTube「どうもリッキーさん」

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