ブランドロゴを一新し、Jonathan Saunders(ジョナサン・サンダース)をチーフクリエイティブオフィサーに迎えたDIANE von FURSTENBERG(ダイアン・フォン・ファステンバーグ)。
プリントの魔術師Jonathan Saundersのデビューコレクションを飾る、色鮮やかな春夏の新作ドレスをご紹介します。
ラップドレスをモダンにアップデート
1970年代、熱狂的ブームを巻き起こした “ラップドレス” を現代的に解釈した新生コレクション。ドレスが持つ究極に女性らしいDNAを受け継ぎながらも、コンテンポラリーなシルエットが特徴です。
ロングスリーブラップドレス
タイトなボディラインを強調するクラシックラップドレスに比べ、ゆったりとしたシルエットや、長めのスカート丈が新鮮な最新ドレスたち。シルクジャージー素材は動きやすくシワになりづらいので、多忙な1日も快適に過ごせます。
シェブロン柄ラップワンピース(写真左)/
袖口のスリットがポイント。大胆なジオメトリックプリントがデザイナーの世界観を映し出す
ウエストのDリングがアクセント。ややタイト目な作りに対し、ミディ丈で全体のバランスを取っている
ノースリーブラップドレス
美しいクレープバックサテンを使用したマルチパネルワンピースや、現代的なアシンメトリーレースなど、真夏のドレスアップスタイルを魅力に彩るノースリーブドレスも続々登場しています。
マルチパネルラップワンピース(写真左)/
トスカーナ州の工場で生産された上質な生地は、しなやかさと発色の美しさが特徴
アシンメトリードレープワンピース(写真右)/
シアーヘムやドレープなど、構築的な要素と可憐なムードが融合したモダンなデザイン
フラワーパワー
DIANE von FURSTENBERGがブランドの名を急速に広めた1970年代を彷彿とさせるような、エネルギッシュなフラワーパターンが目を引く春夏コレクション。特にコーラルピンク色の花柄プリントは、ランウェイでも一際存在感を放つモチーフです。
フローラル柄ワンピース(写真左)/
マキシレングス&クルーネックで現代のボヘミアンスタイルを表現
Julianワンピース(写真右)/
襟なし、七分袖の「ジュリアン」モデル。デイリーに使うならこちらがオススメ
MIXプリント
色や柄のぶつかり合いを好むJonathan Saundersらしい、“ミックスプリント” も今季のキーワードです。シックなフラワープリントとランダムなドットが、独創的なムードを演出します。
プリントラップワンピース/
ラップドレスに見せかけたユニークなドレス。デザイナーの遊び心が感じられる
アシンメトリー
ドレスだけでなく、2017年春夏コレクション全体を通して顕著に見られるのがアシンメトリーのディティールです。
ショートスリーブと繊細なストラップの組み合わせや、アシンメトリーヘムなど、これまでDIANE von FURSTENBERGではあまり見られなかったバランス感覚がブランドに新鮮な息吹を吹き込みます。
アシンメトリーラップワンピース(写真左)/
大判スカーフがモチーフのシルク100%ドレス。手持ちのベルトを合わせても素敵
アシンメトリーラッフルワンピース(写真右)/
洗練ムード漂うフェミニンワンピース。バード柄が可愛らしい
カラーブロッキング
色彩感覚に優れたJonathan Saundersと、エナジティックで女性らしいブランドのスピリットが融合したカラーブロッキングドレスは、真夏の日差しと相性抜群。目の覚めるようなカラーリングを思い切り楽しみましょう。
カラーブロックドレス/
さっと被るだけでエレガントな着こなしが完成するドレス。襟元を飾る黒のボウタイがアクセントに
オーバーサイズ
これまで、AlexanderMcQueen(アレキサンダー・マックイーン)やChloé(クロエ)などのメゾンでプリントコンサルタントを務めた経験を持つJonathan Saunders。オーバーサイズのミニドレスは、都会的で洗練されたムードが漂う1着です。華やかさだけに終始しない、こだわりのディティールにも注目してみましょう。
チェック柄シャツワンピース(写真左)/
比翼仕立てとシンプルなシルエットのおかげで、鮮やかな色柄がより引き立つ
マンダリンカラーシャツワンピース(写真右)/
落ち感のある素材とロングスリーブが、エフォートレスな雰囲気を演出してくれる
DIANE von FURSTENBERGの新作ドレスをコーディネート
繊細なレースを使用した水色のドレスには、シルク100%のシアーなトレンチコートを合わせて、優しげな印象にまとめましょう。足元はシルバーのサンダルで引き締めつつ、レザーバッグでカジュアルダウン。ミニマルなESHVI (エシュヴィ) のピアスを耳元に飾れば、今の季節から夏本番まで使えるエレガントなセットが完成します。バッグを華やかなクラッチに変えることで、パーティー向きのコーディネートに。華やかに見せたい時にぴったりの着こなしです。