trends & subcultures2022年1月21日金曜日

定番ワードローブに加えたい2022年のアウターウェア

シェアする

元記事(英語):ASHLEIGH GRIBBON

 

トレンチコートや頼れるパデッドジャケット、洗練されたジャケットの不変の価値を疑う人がいないように、色褪せることない魅力をもったアイテムは存在します。そんな正真正銘のクラシックアウターウェアに共通するのは、発表されてから3シーズンが経ってもなお、ランウェイで放ったエネルギーをそのまま持ち続けていることです。


では、季節の変わり目に欠かせないジャケットやアウターウェアを構成する要素や、購入前に知っておくべきことは?今回は、ファーフェッチのシニア メンズウェアエディターLuke Raymond(ルーク・レイモンド)が、様々なものとコーディネートできるスタイルを選ぶポイントを解説するとともに、世界屈指のデザイナーたちが提案する新シーズンのキーアイテムを紹介します。

モダンなトレンチ

 

季節の変わり目のスタイリングを軽やかに仕上げてくれることで愛されるアイコニックなトレンチは、永遠のクラシック。Burberry(バーバリー)のKensingtonやWaterloo Heritageトレンチコートなどのトラディショナルなアウターウェアは時代を超えた逸品ですが、職人技を生かして再解釈された今をときめくブランドのスタイルもチェックすべきです。「エクスプレッショニストの視点でタイムレスなトレンチを生み出したBottega Veneta(ボッテガ・ヴェネタ)は、間違いありません」と、レイモンドは語ります。「今季のトレンドカラーでもあるシグネチャーのミッドグリーンのトップステッチでアクセントを効かせた光沢のあるトレンチは、ユニークなディテールだけでなく着こなしやすさを大切にされる方にとって、投資しがいのある賢い選択肢になるでしょう」

ロングラインのパデッドコート

 

「今シーズンは、クロップドデザインに代わる洗練されたスタイルとして、ロングラインのパデッドコートが登場しています」と、レイモンドはワードローブの柱になってくれそうなアイテムについて語ります。「Jil Sander(ジル・サンダー)のLuke&Lucie Meier(ルーク&ルーシー・メイヤー)夫妻はタイムレスでありながらも先進的なワードローブの定番を生み出すのが得意。繊細に光るメタリックのロングシルエットは季節の変わり目にふさわしく、纏うだけでスタイルを完成させてくれます。取り外し可能な襟のディテールで仕上げられたアイテムは、永続性にこだわるミニマリストの男性にぴったりです」。その他、Off-White(オフ・ホワイト)のユーティリティームード際立つ一着や、YMCによるすっきりとしたデザインのJocksコート、Undercover(アンダーカバー)がスウェーデン人アーティストのMarkus Akesson(マーカス・アッケーソン)とのコラボで生み出した絵画のようなプリントが特徴的なトープグレイのコートにも注目です。

着回しの効くシャケット

 

シャツとジャケットのハイブリッドである<シャケット>は、予測できない天候時に重宝するアイテムで、1年中活躍してくれること間違いなし。「シャケットを手に入れるなら、ニュートラルな色合いのシンプルなカットのものを検討しましょう」とレイモンドは提案します。「シャケットは手持ちのアイテムにシームレスに加えることができるレイヤードツールとして考えるべき。なので、着回しやすいカラーを選ぶのが賢明です」。季節の変わり目のアウターウェア選びにおける、もう一つのポイントは意外性のある素材を使用したシンプルなシルエットであること。A-COLD-WALL*(ア コールド ウォール)や、ベルギー発の革新的なブランドNamacheko(ナマチェコ)、またファーフェッチだけで購入できる洗練された定番ワードローブを提案する新ブランドThere Was One(ゼア・ワズ・ワン)が、今シーズンのハイライトです。

 

存在感溢れるパファージャケット

 

パファージャケットは、その保温性により実用性の高いスタイルとして支持されていますが、今シーズンはインパクトのあるカット、パンチの効いた色合い、大胆なプリントで一新されています。カラー、カット、パターンのいずれかにフォーカスする<レス・イズ・モア(少ない方が豊かである)>なアプローチで、主役になるディテールを選びましょう。そうすれば、表情豊かでありながらリアリティーもあるスタイリングが完成します。「Rick Owens(リック・オウエンス)は、巧みに構造化されたキルティングと質感のコントラストを、彼ならではの実験的なスタイルに取り入れています」と、レイモンドはオールブラックの光沢感際立つ新作について説明します。「異素材をミックスすることで、コントラスト豊かな質感のルックをつくり上げることができます」。また、鮮やかな色柄使いで知られる気鋭ブランドAGRは、定番スポーツウェアをシグネチャーである大胆なカラーでエネルギー溢れるアイテムに仕上げています。

ミニマルなブレザー

 

洗練、目的意識、明確な大人っぽさを兼ね備えるブレザーは、現代のメンズウェアのワードローブを構成するベーシックアイテムの一つとしての地位を確立しました。シーズンを越えて大切にしているワードローブのアイテムとコーディネートできる投資価値の高いジャケットをお探しなら、着こなしの幅を最大限に広げてくれるシンプルなスタイルがおすすめです。「様々なオケージョンでレイヤードアイテムとして活躍してくれるアウターウェアは、数を絞ってより上質なものを購入するというアプローチで選びましょう」とレイモンドは話します。「ミニマルなロングラインのブレザーなら、早朝のミーティングから部屋着ではカジュアルすぎてしまうオンラインでのプレゼンテーションまで、テレワークからオフィスに戻る中で重宝する賢い選択です。仕事後のディナーやドリンクといったシーンでも間違いのないスタイルの解決策になってくれます」。今季は、Off-White、Jacquemus(ジャックムス)、Bottega Venetaが素晴らしいジャケットを発表していますので、ぜひチェックしてみてください。

最新情報をお見逃しなく

キャンペーンや新着アイテム、気になるアイテムの在庫状況などの情報をいち早くお知らせするメールマガジンをぜひご購読ください

受信方法をお選びください

登録をもって、マーケティング関連の E メールまたは SMS の受信、およびプライバシーポリシーに同意したものとみなされます。 配信メール下部の「購読を中止する」をクリックするか、SMS で「STOP」とご返信いただくことで、いつでも配信を停止できます。

8690414 7565614 5899502 6264705 7955325 seotmstmp deskdev