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brands2020年7月3日金曜日

ファッションの未来を担うサステナブル素材、ECONYL®

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WORDS BY ASHLEIGH  GRIBBON

 

ラグジュアリーファッションの最先端で<サステナビリティ>が中核を担い始めた今、一流ブランドの多くが環境に配慮した代替素材を使用し、エシカルコンシャスな商品を世に送り出す取り組みを行っている。
そしてその透明性のある製法で、瞬く間にこのムーブメントのフロントランナーとなったのが、ECONYL®(エコニール)だ。GucciやBurberryをはじめとするブランドが、ナイロンをアップサイクルしてできる同素材を積極的に取り入れ、コレクションを展開。また、Pradaでは、2021年末までにすべてのナイロン製品をECONYL®(エコナイロンと呼ばれることも)などの再生素材に移行すると発表した。
それにしてもECONYL®とは何なのか、そもそもなぜ環境に配慮した素材と評価されるのか。今回は、ファッション業界のニューフェイバリットとなった同素材をご紹介。

ECONYL®とは?

ECONYL®とは、イタリアのテキスタイルメーカー、Aquafil社が開発し、2011年に発表したサステナブル素材。漁網やテキスタイル産業からの繊維廃棄物を再生してつくられる素材だ。本質的には従来のナイロンと同じ特質を持ち質感も似ているが、バイオディグレーダブル、つまり微生物による分解が可能で、しかも新しい素材として繰り返しリサイクルできるため、廃棄物や二酸化炭素排出量が大幅に削減できる。
「サステナビリティの観点から、石油など原材料の使用や廃棄物が削減できるECONYL®を高く評価しています」と話すのは、倫理的な観点からファッションブランドを評価する世界的機関、Good On Youのコンテント&コミュニティ部門トップ、Mhairi McClymont(マイリ・マックリモント)だ。「ECONYL®を使用することで、廃棄物として処理されるはずだったアイテムを、新しく美しい商品として生まれ変わらせることができます。また、丈夫でストレッチも利くので、スポーツウェアやアウター、スイムウェアなどにふさわしい快適な着心地をもたらします。他のサステナブルな素材と比べてみても、これほど用途にぴったりなものはなかなかありません」と彼女は続ける。
こうしてECONYL®は、レディトゥウェアやファッション小物のコレクションにも欠かせない素材として注目されることに。Gucciが展開を始めた《Off The Grid》コレクションが、最新の好事例だ

 

Gucci《Off The Grid》 コレクション

 

「《Off the grid》には、都市インフラに依存しない自立性を持ち、社会のメインストリームにとらわれることなく自然と調和する——というビジョンがあります」と、Gucciは2020年プレフォールコレクションで展開する、ブランド初のエシカルコレクションについて説明する。循環生産を促す同ブランドのイニチアチブ、<Gucci Circular Lines>との協業で展開する同コレクションは、リサイクル、オーガニック、バイオベースなどのサステイナブル素材のみを使用。そのうちの一つであるECONYL®は、漁網、カーペットなどの廃棄物だけでなく、同ブランド商品の製造過程で生じるナイロン端材を再利用してつくられている。
「《Off The Grid》コレクションは、環境への敬意と、私たちが担うべき責任を再認識するために生み出されました」と、ジェンダーフルイドな同コレクションについて、ブランドは話す。フットウェアやバッグ、アクセサリー、レディトゥウェアからなる《Off The Grid》は、その隅々まで、環境フットプリントの軽減を目指し、デザインされたコレクションなのだ。

  Mara Hoffman

 

ニューヨークを拠点に活動するデザイナー自身の名を冠したブランド、Mara Hoffmanは、マインドフルかつコンシャスであることを念頭に置いたクリエイションが特徴だ。世界的なアーティストやモデル、俳優やジュエラーなどからも、彼女のサステナブルなコレクションに魅せられる人が続出している。夏に向けたスタイルは、エコフレンドリーな素材を採用し、社会的責任を重んじた条件下で製造。人気の高いスイムウェアには、ECONYL®が使用されている。
前述のマックリモントは、「ビキニやワンピース水着は、水を含んでも重くならないような素材を使う必要があります」と指摘。「ECONYL®やその他の再生プラスチック素材は、その条件にぴったりですね」。
ECONYL®を取り入れたことで、同ブランドは2017年以降、4,442ポンド(約2015キロ)の漁網を含む、17,767ポンド(約8059キロ)以上の廃棄物投棄を防ぐに至った。「ただし、スイムウェアの使用では、洗濯のときに放出されるマイクロプラスチックについてが心配です。低い温度の水を使い手洗いすることで、マイクロプラスチックの破粋を少なくすることができると考えられています。色落ちも防げますよ」。

 

 


 

Stella McCartney

倫理的な観点からファッションブランドを評価する世界的機関、Good On Youから高評価を得るStella McCartneyは、サステナブルな代替素材を商品の製造にいち早く取り入れた先駆者だ。ECONYL®を、スポーツウェアだけでなくレディトゥウェアにも使用した、最初のブランドの一つであることにも頷ける。
「分解されるのに何世紀もかかる原材料が使われ、廃棄されているのが現状です。今、一番論理的でエキサイティングな次のステップは、既にあるものを再利用すること。廃棄物をラグジュアリーなものに変える、循環と再生のシステムをつくり出すことです」。コンシャスなアプローチの背景について、そうブランドは語る。
Stella McCartneyが目指すのは、バージンナイロンの使用を完全に廃止し、代わりにECONYL®の使用へと移行する社会だ。同ブランドではすでに、人気商品《ファラベラ Go》バッグのほか、すべてのアウターウェアがECONYL®でつくられている。「Stella McCartneyのバッグやアウターウェア、シューズなど、多くのアイテムがECONYL®を使用しています」とマックリモントは続ける。「ファッション小物にECONYL®を用いることの素晴らしい点は、長持ちし、撥水性がありながらも、洗濯でマイクロプラスチックが流出することがほとんどないということです」。

Burberry《REBURBERRY エディット》

 

Burberryは2020年春夏コレクションの一環として、倫理的配慮を持ってつくられた26のアイテムからなるエシカルコレクション、《REBURBERRY エディット》を発表した。ブリティッシュヘリテージを誇るブランドのアイコニックなデザインを再解釈したパーカやケープ、アクセサリー、定番のトレンチコートからなるコレクションは、ECONYL®をはじめとするサステナブルな素材を使用。製造は、エネルギーや水の使用量低減、布地のリサイクル、そして化学物質管理を実現した施設で行われている。
「ファッション業界にとってよりサステナブルな未来を築くためには、商品のあらゆる価値連鎖をポジティブなものに移行していくことが何よりも大事であると考えています」。同エディットについて、Burberryの企業責任ヴァイスプレジデントであるPam Batty(パム・バティ)は補足する。
現在Burberryでは、商品全体の3分の2が、オーガニック素材や再生天然繊維の使用、カーボンオフセット配送、労働者の賃金保証といったソーシャルイニチアチブなどを意味する「Positive attributes(ポジティブな属性)」を1つ以上備えているとされる。より広い意味でサステナビリティを高めるための取り組みの一環であり、2022年までにすべての商品がこの条件を満たすのを目指すとのこと。ファッションの未来に注目だ。

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