farfetch community2021年4月16日金曜日

Rena’s Talk Vol.3 仙波レナが選ぶ『2020年春夏、注目ブランドはコレ!- 前編』

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 2020年春夏シーズンに突入し、ファーフェッチにも続々と新作が揃っています。スタイリスト仙波レナさんを迎えてお届けする「Rena’s Talk Vol.3」は、「2020年春夏、注目ブランドはコレ!」。最新コレクションのルックとともにレナさんが気になるブランドを紹介します。

Interview&Edit : Mio Koumura

 

 

Maison Margiela

 

 

 

「記憶」をテーマに掲げ、物事の“本質”に目を向けることの重要性を表現へと落とし込んだという今シーズン。時代は1940年代、ナース服やセーラー、トレンチといったユニフォームに対する再解釈に、当時の時代性の記憶を織り交ぜ、現代服へと昇華しています。「ナース帽をモチーフにした帽子は印象的でしたね。それにジャケットが一直線にカットされたズートスーツ、サーチライトの光をレーザーカットによって再現したというドット柄……それぞれにストーリーが潜んでいるんです。ただの服じゃなくて、背景がある。時代背景を反映させたガリアーノのアプローチが印象深かったですし、これまでで一番ガリアーノを感じるコレクションでした」。

 

 

 

1970年代に発表されたドリー・パートンの楽曲「Jolene」をカバーした、アメリカ人 マルチインストゥルメンタリスト・アーティスト Lingua Ignotaが着想源となっている今シーズンのアン・ドゥムルメステール。「ここ数シーズン、とてもいいなと思っていて。セクシャルでエレガンス。だけどハンサムさと清さがあって今の時代を感じます。レイヤードの感じも、好みです」。

 

ラフ・シモンズの加入発表で期待高まるプラダについて「ミウッチャは一歩先のクリエイションを打ち出していて、どのシーズンを見ても彼女のエッセンスを感じることができます。洋服にアート的要素があり、頭と心に残るものがたくさんあるんです」と愛用品も多いというレナさん。「今シーズンはギリギリなバランス感でノスタルジックな世界観を創造した印象。ファーストルックはまさに”プラダ”だったし、フォルムや素材使いのさりげないクチュール要素が絶妙で素敵でした」。

 

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