TAIKIとNOAHは今や、ファッション業界を代表するボーイズカップルだ。日本と韓国、国籍を超えた2人を繋いたものは、ファッションに対する情熱と喜びだろう。モデルという仕事を通し、2人が表現するスタイルや世界観は、インスタグラムを通じ、世界へも伝播している。グローバルブランドキャンペーン「Open Doors to a World of Fashion(Open Doors…ひろがるファッションの世界)」を展開するFARFETCH(ファーフェッチ)に共鳴する、2人のファッション観に迫る。
Edit_Mio Koumura
-着こなしのインスピレーションはどこから?
TAIKI:新作コレクションのランウェイを見た瞬間にグググッと自然に入ってきます。
NOAH:ランウェイはもちろん、その新作コレクションを観に来ている世界中のファッショニスタにもインスピレーションをもらうこともあります。あとは、映画だったり、普段の生活の中から自分の目に見る全てからヒントをもらってます。
-ファッションを楽しむことで、自分の世界はどう変わった?
TAIKI:約10年間、ファッションモデルをしてきて、モデルを目指す前と今では自分の人生が180度変わりました。お仕事で、素晴らしいコレクションのお洋服やとても自分では手が出せないような高級なお洋服を着させて頂く度に、「どのように服を着たら自分もお洋服も美しく見えるのか」と考えます。洋服を絶対に綺麗に見せたい。且つ、洋服に自分は負けたくない(笑)。 絶対に誰よりも美しく着こなしたいんです。
コレクションのお洋服や高級なお洋服にはとてもパワーがあると思ってます!そんなお洋服に見合う自分になる為にはどうしても様々な努力が必要。その努力が自分を変えたと思っています。
NOAH:昔はシンプルな洋服だったり、ブラック&ホワイトを中心としたコーディネートが多かったんですが、ファッション業界に入って様々な洋服を着る機会が増え、今はカラフルな洋服だったり、ジェンダーの境界線のない、自分が好きな洋服で自分を表現することができるように変わりました。ファッションを純粋に楽しむことで、自然と自分を表現する幅が広がったんだと思います。
-自分らしいファッションを見つけるのに必要なことは?
TAIKI:そのお洋服と出会った時、見た瞬間に、自分の心が躍るように騒ぐかどうかは重要だと思います。
NOAH:とりあえず自分とちゃんと向き合って自分を知ること。
-Farfetch歴は2人とも3年ほどだとか。どういう時に使っていますか?
TAIKI:友達のプレゼントや、FARFETCHに並ぶアイテムが気になってシーズンが変わる度にチェックさせて頂いております。
NOAH:特に、日本にまだ入ってきてないブランドや商品を見たい時に活用しています。
-今のシーズンに合わせて選んでもらった40点のセレクションについて教えてください。
TAIKI:今回は着心地がゆったりしたアイテムを中心に選びました。パンツは裾が広がったワイドな物だったり、トップスもゆったりした物を選びました。
NOAH:普段使いできるものや、パーティーシーン等で使えるものまで幅広く選んでみました。シンプルな洋服が多いかもしれませんが、小物を取り入れてみました。
-中でも、それぞれが特に気に入っているアイテムは?
TAIKI:僕は「LOEWE(ロエベ)」のトレーナーに、「Marni(マルニ)」のプリゾン、「casablanca(カサブランカ )」のセーター、「Isabel Marant(イザベルマラン)」のセーター……どれもデザインや色合いが絶妙に可愛いんですよね。
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NOAH:僕は「Valentino(ヴァレンティノ)」のライダースです。レザーの絶妙な光沢感と、インサイドの赤色がアクセントになっていて可愛いです。また、「Marni(マルニ)」のコーデュロイバケットハットや、「AMI Alexandre Mattiussi(アミ・アレクサンドル・マテュッシ)」のクロコエンボスショルダーバッグもいいですね。
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