brandsFriday, August 6, 2021

渡辺淳弥とは?海外でも人気の日本人デザイナーについて知っておきたいこと

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元記事(英語):JOSEPH FURNESS

2021年7月22日、アメリカ・ジョージア州アトランタのメルセデス・ベンツ・スタジアムで、Kanye West(カニエ・ウェスト)が最新アルバム『Donda(ドンダ)』を記念するリスニングパーティーを開催した。Kanyeは、顔全体を覆うスキンカラーのマスクに、カルト的人気漫画『AKIRA』からのインスピレーションを感じさせるYeezy(イージー) × Gap(ギャップ)の真っ赤なアイテムと、まだ発売されていないadidas Yeezy(アディダス・イージー)の《1020v》ブーツを合わせて登場。曲が始まると観衆は沸き上がり、Apple Musicのイベントとして世界中の何百万もの聴衆へ配信された。イベントが終わると、多くの視聴者がインターネットで想定外の内容を検索。それは、<ジュンヤ ワタナベって誰?>という質問だった。

 

Kanyeは『Donda』の収録曲『Junya(ft. Playboi Carti)』の中で、明らかに愛着を寄せている日本人デザイナーについて歌っている。そして曲中で、(渡辺が手がける)リュクスなブランドを纏うことは、ステータスシンボルだと暗示。ファッションに精通した者のみが知るのが、Junya Watanabe(ジュンヤ ワタナベ)だという。

 

今回は、そんなデザイナーと彼のブランドについて解説しつつ、ファーフェッチで購入できる人気アイテムをご紹介。

 

渡辺淳弥(ジュンヤ ワタナベ)とは?

 

日本人ファッションデザイナー、渡辺 淳弥(ジュンヤ ワタナベ)は先進的なデザインアプローチとアバンギャルドな美学、そしてComme des Garçons(コム デ ギャルソン)​​​​​​ の創業者である川久保 玲の愛弟子として知られている。

 

1961年福島で生まれた渡辺は、常にファッション界でキャリアを築いてきた。1984年に東京の文化服装学院を卒業した、この野心に満ちたデザイナーはComme des Garçonsにパタンナーとして入社。経験を積んだ彼は、1987年にToricot Comme des Garçons(トリコ コム デ ギャルソン)のニットウェアライン・チーフデザイナーに抜擢された。

 

90年代初め、正確には1992年に、渡辺は師である川久保が率いるComme des Garçons傘下で、自身の名を冠したブランドを設立。翌年には、パリでウィメンズコレクションを発表し、絶賛を浴びた。

 

2000年という新たなミレニアムを迎える頃には、彼のブランドはウィメンズウェアにおける代表格になり、新たにメンズウェアの立ち上げを決意。2001年に、Junya Watanabe MAN(ジュンヤ ワタナベ・マン)をComme des Garçons傘下でスタートした。以来、渡辺は2つのブランドを率いている。

 

Junya Watanabe

 

Junya Watanabeは、渡辺の先進的なアイデアを実現するための空間。官能的なレザー、パッチワークデザイン、パンチの効いたデニムディテールなどの独創的なディテールと素材が、意外性のあるカットとアシンメトリーなシルエットを引き立てる。毎シーズン、オートクチュールの職人技にエッジの効いた美学を融合したコレクション制作を続けている。

 

Junya Watanabe MAN 

 

Junya Watanabe MAN(ジュンヤ ワタナベ・マン)は、シンプルながらも手の込んだディテールを取り入れ、スマートで実用的、そしてタイムレスな服を作ることに重きを置いている。設立から20年になる同ブランドは、伝統的なミリタリーユニフォームから20世紀後半のワークウェアまで様々なスタイルのメンズウェアから着想。いつまでも着続けられる服、つまり、子や孫の世代まで受け継いでいけるようなアイテムを生み出している。 

 

Junya Watanabeのコラボレーション

Junya Watanabe MAN x New Balance 

 

New Balance(ニューバランス)は2019年頃に見事な再起を遂げて以来、世界の人気ブランドとコラボレーションしてきた。Junya Watanabe MANもその一つ。 Junya Watanabe MAN × New Balanceのコレクションは、New Balanceのラインアップの中でもシンプルス二ーカーをベースにしながら、上質な素材と洗練された色合い、テキストのグラフィックで新たな息吹を吹き込んだs. 

 

Junya Watanabe MAN x Levi’s

 

渡辺は、デニムを使ったデザインを多く生み出してきた。だからこそ、Junya Watanabe MAN × Levi’s(リーバイス)のコラボレーションは、21世紀で最もオーガニックなファッションコラボの一つといえる。ここ数年、彼は熱心な顧客に向けて、様々なLevi’sのシルエットをラグジュアリーなアイテムへと生まれ変わらせてきた。これまでのコラボで登場したキーアイテムには、パッチワークパターンが特徴的なジーンズや、ペイントが散りばめられたデニムジャケット、南アメリカからインスピレーションを受けたフランネルのオーバーシャツなどがある。

 

Junya Watanabe MAN x Canada Goose

 

2010年代後半には、人気アウターウェアブランドのCanada Goose(カナダグース)とタッグを組み、冬にぴったりのコートやジャケットのコレクションを発表。渡辺は、Canada Gooseで人気の高いスタイルに実用的な装飾と精巧なディテールを加え、双方の熱狂的なファンを魅了するアイテムを生み出した。

 

Junya Watanabe MAN x Carhartt

 

Junya Watanabe MANは、クラシカルなワークウェアをモダンにつくり変えることを得意としている。その点、筋金入りのワークウェアブランドCarhartt(カーハート)との協業はうなずける。

 

Junya Watanabe Man × Carhattのコラボレーションでは、都会的な現代男性のためのインダストリアルな装いをつくるために、それぞれのブランドらしさを融合。ラフなキャンバスパネルとのバランスが絶妙な上質なウールジャケットは、他では見つけられないようなアイテムと言えるだろう。 

 

Junya Watanabe:ウィッシュリストに加えたいアイテム

Junya Watanabe スパイクスタッズ チェーンネックレス

 

Junya Watanabeのスパイクスタッズ チェーンネックレスは、エッジィで反骨精神に溢れるアイテム。Miley Cyrus(マイリー・サイラス)のような、現代のグラムロッカーにぴったり。

 

Junya Watanabe パッチワーク ストレートレッグジーンズ

 

パッチワークジーンズは、Junya Watanabeの象徴的なアイテム。特に この一本は、計算して配された3つのパッチが、シンプルなシルエットに個性をもたらしている。

 

Junya Watanabe スパンコールディテール シャツジャケット

 

『more is more(多いことは、豊かなこと)』という考え方が表現された、Junya Watanabeのスパンコールディテール シャツジャケット。渡辺は、ブラックのスパンコールディテールでクラシックなシャツジャケットを蘇らせ、どんな着こなしにも煌めきをプラスしてくれる一着に仕上げた。

 

Junya Watanabe MAN グラフィックプリント ウールブレザー

 

渡辺と彼のブランドにとって、謎めいたプリントは極めて重要なもの。例えば、このJunya Watanabe MANのグラフィックプリント ウールブレザーは、デザイナーのイマジネーションをそのまま形にしたかのようなバスキア風デザインで彩られている。 

 

Junya Watanabe MAN ペイントスプラッター ジーンズ

 

Junya Watanabe MANは、異彩を放ちながらも決して嫌味にならない個性的な服づくりを得意とする。このペイントスプラッター ジーンズは、ライトカラーのゆったりとしたシルエットで、確実にデニムのワードローブを豊かにしてくれるだろう。

 

Junya Watanabe MAN ロングスリーブ パッチワークセーター 

 

Junya Watanabe MANのロングスリーブ パッチワークセーターは、手に入れて後悔することはない一着。100%ウールのニットにブランドならではのパッチワークがあしらわれたデザインが特徴で、ファッションラバー、特にComme des Garçonsファンの目を引くこと間違いなし。

 

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