
フランスのサイズ表記を理解する:フランス発ブランド完全ガイド
執筆:オリビア・ウッドハウス
多くの物事がそうであるように、フランスにおけるアパレルサイズ表記は極めて独特で、他のどの国のサイズシステムとも異なります。実際、フランスのサイズ表記は、一般的なヨーロッパのサイズシステムとも基本的に別物です。そのため、フランスのサイズ表記に戸惑い、買い物の際にストレスを感じてしまう方も少なくありません。そこで、私たちがサポートいたします。フランスのサイズ表記を読み解くためのガイドをご用意しました。これを使えば、おなじみのブランドから新しいブランドまで、フランスのファッションアイテムをスムーズにお選びいただけます。ただし、ラグジュアリーファッションの世界では、必ずしもこのガイド通りのサイズ設定になっているとは限りません。商品ページにある「フィッティングガイド」タブ内のサイズガイドを、必ず確認するようにしてください。
あなたのフランスサイズは?
フランスのサイズ選びにおける第一のルールは、「ルールがない」ということです。服のシルエットや購入するブランド、さらにはそのブランドの出身国(フランスのほか、スペイン、ポルトガル、ベルギーでもフランス式サイズが使われています)によって、ご自身のサイズが変わることがあるからです。そのため、常に自分の採寸値を衣服そのもののサイズと比較することをおすすめします。
フランスのサイズ表記には、アルファベットサイズと数値サイズという2つのシステムがあることを知っておくことも重要です。以下、その両方についてご説明します。
アルファベットサイズ表記
アルファベットサイズとは、2~3つの数値サイズをひとつの文字サイズ(S、M、L など)にまとめた、単純化されたサイズ表記システムのことです。一般的に、アルファベットサイズは Tシャツ、パーカー、ジョガー、スウェットシャツといったカジュアルウェアに用いられます。
フランスブランドの服をお買い求める際は、普段のアルファベットサイズを選ぶか、ワンサイズ上を選ぶことをおすすめいたします。というのも、フランスのアルファベットサイズは他のサイズ体系ほど融通が利かないからです。
数値サイズ
フランスで一般的に使われるサイズ表記は、数値システムです。 数字は、体の実寸:男性の胸囲や女性のバストなどを直接反映しています。正確なカットやフィット感が重視されるアイテムに用いられるのが特徴です。 以下では、このフランス式数値サイズの読み方を分かりやすくご紹介します。
フランスサイズ(ウィメンズウェア):
アメリカ(US)サイズ + 32 = フランスサイズ
イギリス(UK)サイズ + 28 = フランスサイズ
EUサイズ − 4 = フランスサイズ
フランスサイズの例:
イギリス(UK)のサイズ6の場合、フランスサイズは34になります。
アメリカ(US)サイズ2なら、フランスサイズは34になります。
EUサイズ 38の場合、フランスサイズ は34になります。
フランスのメンズ数値サイズ:
シャツのサイズ
US/UK size × 2.54 = フランスサイズ (四捨五入してから)
EUサイズ=フランスサイズ
スーツのサイズ
US/UK Size + 10 = フランスサイズ
EUサイズ=フランスサイズ
フランスとヨーロッパの靴のサイズは同じ?
ほとんどのフランスのファッションハウスやフットウェアブランドは、EU/イタリア式のシューサイズを使用しています。とはいえ、フランス独自のシューサイズ表記を使用しているフランスブランドも一部存在します。明記されていない限り、ファーフェッチに掲載されているフランスブランドのシューズは EU サイズで表示されています。
フランス式のシューズサイズは、19世紀半ばにフランスの靴職人たちによって確立された古い計測法に基づいています。もともとは「パリ・ポイント(point de Paris)」と呼ばれるシステムでした。
靴のサイズ:
US サイズ + 31 = フランスサイズ
UK サイズ + 32 = フランスサイズ
EUサイズ + 1 = フランスサイズ
フランスのファッションブランド
フランスサイズについて理解できたところで、さっそくその知識を活かしてフランスブランドをチェックしてみましょう。ファーフェッチが厳選するフランスブランドは、シックでタイムレス、そしていつだってエフォートレスなフレンチスタイルを体現しています。ぜひご覧ください。

Jacquemus(ジャックムス)
多くのフランスブランドがパリジャン・シックを体現することに重点を置く一方で、Simon Porte Jacquemus は、自身の名を冠したブランドのコレクションをデザインする際、南フランスの地方都市からインスピレーションを得ています。特に、マルセイユ近郊に位置する彼の故郷、サロン・ド・プロヴァンス周辺の地域に強く影響を受けています。 その結果生まれるのは、素朴でありながらクールな装いと、巧みに作られたカラフルなアクセサリーの組み合わせ。人気のバケットバッグやダメージ加工のハットなど定番アイテムはもちろん、アシンメトリーなジャックムスのドレスや、メンズのプリーツパンツなど、ワンランク上のスタイルにも挑戦できます。

Saint Laurent(サン・ローラン)
ご存知のとおり、かつて Yves Saint Laurent(イヴ・サンローラン)や YSL として知られた Saint Laurent(サンローラン) は、パリのファッションにおけるロックスター的精神を体現する不動のフランスブランドです。現クリエイティブディレクターのAnthony Vaccarelloは、ブランドの古典的な要素を大切にしつつ、前任者Hedi Slimaneがもたらしたエッジの効いたグランジ感も取り入れ、ファンの期待に応え続けています。ファーフェッチが厳選したコレクションをご覧いただければ、グランジなカラーリング、存在感のあるハードウェア、象徴的な YSL ロゴのバッグ、そして上質なレザーで仕立てられたメンズのSaint Laurent シューズが揃っています。
Lemaire(ルメール)
Christophe LemaireとSarah-Linh Tran が率いる Lemaire は、静かで控えめなパリのスタイルを体現するブランドです。ブランドの哲学は、トレンドに流されず、着る人の人生に寄り添う服を作ることです。上質な素材と緻密なクラフツマンシップにこだわることで、Lemaireは心地よく、さりげないのに洗練された「着るほどに味が出るエレガンス」を提供しています。クリーンなラインとニュートラルなカラーパレットがその魅力の中心です。 Lemaire愛好家なら、ブランドを代表する クロワッサンバッグ や人気の ラップトレンチコート にすでに親しみがあるでしょう。一方、シューズコレクションを掘り下げると、常に新たなエレガントなシェイプが見つかります。スクエアトゥから、しなやかなレザーでつくられた洗練されたスリッポンまで、ルメールはミニマリズムを象徴する存在です。
Balmain(バルマン)
Antonin Tron のもとで展開されるBalmainは、伝統的なパリのエレガンスを大胆でマキシマリストな感性によって再解釈しています。ブランドは、力強いミリタリーテーマと精巧でラグジュアリーな装飾を巧みに融合しています。クチュールのルーツを踏まえたBalmainの構築的なシルエットは、ブランドを象徴するゴールドトーンのボタンで強調され、アクセサリーには印象的なロゴハードウェアがあしらわれています。モノグラムプリントのバルマンジーンズで控えめな主張をするのもよし、存在感のあるゴールドハードウェアのバッグを選ぶのもおすすめです。メンズのTシャツコレクションには、Balmainロゴが大胆に施されています。
AMI Paris(アミ・パリ)
名前の由来?フランス語で「友達」を意味する ami と、創業者Alexandre Mattiussiのイニシャルを掛け合わせたもの。目指すもの?上質な定番アイテム、クリーンなレイヤードスタイル、そしてテーラードスポーツウェアによって、カジュアルとシックの境界を曖昧にすることです。Alexandre Mattiussiは見事にその目標を果たしています。パリらしい気負わないエレガンスが際立つコレクションは、その証です。 メンズのクルーネックスウェットから、クラシックなブルーデニムと完璧に調和するシンプルなTシャツまで、フレンチスタイルを極めたいなら、ここから始めるのが間違いありません。
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