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Farfetch Partnership2020年8月4日火曜日

スニーカー解剖学:Nike Air Force 1

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WORDS BY STEPHEN YU

ロサンゼルスを拠点に活躍するDominic Ciambrone (ドミニク・シャンブロン)、またの名をThe Shoe Surgeon (ザ・シューサージョン)。元靴修理職人のシューデザイナーであり、世界で最もレアなビスポークスニーカーのクリエーターだ。
そんな彼が今回、Farfetchとともにエクスクルーシブなビデオチュートリアルシリーズを製作。世界にふたつとないカスタムスニーカーをつくり上げるためにSurgeon Studiosチームや彼自身が使っている、貴重なテクニックを伝授してくれた。

 

第1回は、Shoe Surgeon のスクールディレクター、Neil Caro(ニール・カーロ)が、アイコニックな《Nike Air1 Force 1 ローカット》を使ってスニーカー分解プロセスの基礎について紹介。ビデオを観ながら、読み進めていってみよう。


「《Nike Air Force 1》は、スポーツをファッションの世界へ持ち込んだともいえる一足。この靴には、世界中のあらゆるスニーカーの重要な基盤となるパーツが含まれています」――ドミニク・シャンブロン、The Shoe Surgeon 

 

 


基礎知識

スニーカーの主要パーツといえばアッパーとソールだが、実はそれぞれに、複数のパーツが複雑に組み合わさってできている。大抵は縫い付けか接着で形作られているが、このアッパーとソールを丁寧に外し、型紙を作成して再構築することで、カスタムスニーカーはできあがる。だからこそ、スニーカーの構造を知っていることが重要だ。ここで、それぞれのパーツの詳細を見ていこう。

 

外側:
 

  1. シューレース
  2. タン
  3. トゥボックス(バンプ)
  4. トゥキャップ(マッドガード)
  5. ラタラル・クォーター(足外側)
  6. ミディアル・クォーター(足内側)
  7. アウターヒールカウンター(x2)
  8. カラー(足首にフィットさせる目的で、多くはフォーム、もしくは柔らかい素材をクッション材として使用)
  9. アイレットロウ
  10. ヒールタブ
  11. スウッシュ
  12. ヒールカラー(マスタッシュ)

 

ソール:

 

  1. アウトソール(耐摩耗性のある硬いゴム製)
  2. ミッドソール(快適な履き心地を生み出すクッション性あり)

 

内側:

  1. トウ・パフ(靴の前面を形作る、薄手のTPU素材)
  2. 内側のライニング(継ぎ目を覆い、摩擦を防ぐための柔らかなメッシュ)
  3. カラーフォーム
  4. 内側のヒールカウンター(靴のかかとを守り、支えとなるサーモプラスティック)
  5. インソール(より快適な履き心地を生み出す、柔らかなフォーム)
  6. ストロベルボード(ソールと組み合わせる前に、アッパーを固定させるのに使用)


TIP:もちろんすべてのスニーカーが同じ製法でつくられているわけではないことを、分解する前に念頭に置いておこう。

 

「3Dプリントされたソールやパーツ、複雑なレザーパーツやファブリックなど、一足のスニーカーをつくるにはいろいろな素材、そして製法があります。そのため、分解する前にその違いについて知っておくことがとても重要。パーツの数や型紙などは一足一足異なり、例えば、《Nike Flyknit Presto》や《Adidas NMD》は一体成型のアッパーをプラスティックのリッジで支える構造、一方《Air Jordan 1》のアッパーは、およそ23のパーツからできています」

 

 

分解前の準備

必要なツール:
‐    リッパ-
‐    カッターナイフ
‐    ハサミ
‐    マーカーペン
‐    《Nike Air Force 1 ローカット》または、お好きなスニーカー

 


TIP:それぞれのパーツを、ゆがめたり、破ったり、誤って切ったりすることなく残すのはなかなか難しい作業。なるべくカッターは使わず、ステッチや縫い目を切るための専用ツールであるリッパーを使うのがおすすめだ。

 

気を付けたい点:
‐    適切なツールを使うこと
‐    ツールの刃先を常に自分とは反対側へ向けること

 

プロセス

1.    ソールとストロベルボードを外す

始める前に、シューレースとインソールを外しておこう。

 

1.    リッパーを使って、ソールのトップからサイドに施されたステッチを切り、ソールを完全に取り外す。
2.    靴をさかさまにして、ストロベルボードとアッパーが縫い合わされた赤いステッチをリッパーを使って切っていく。間口が十分に広がったら、ハサミを使って残りの糸を切り、ストロベルボードを外す。
3.    これで、アッパーの分解が始められる。一つずつパーツを丁寧に外していこう。

 

2.    アッパーを分解する

 

TIP:どの部分がトップレイヤー(オーバーレイヤー)かを見極めたうえで最初に外し、順を追って、その下側のパーツ(アンダーレイヤー)に進んでいこう。

 

《Nike Air Force 1 ロウカット》の場合、ヒールカラーがヒールタブとスウッシュにかぶさっているので、これをまず先に外す。

 

1.   ヒールカラーに沿って走るステッチを、上部の端からリッパーを使って外していく。
2.   ヒールカラーを持ち上げて、リッパーでスウッシュを外した後、ヒールタブを外す。
3.   次に、アイレットロウとトゥキャップのステッチを外し、トップレイヤーのパーツをすべて取り外す。
4.   ここから、残りの部品を一つひとつ外し、アッパーを完全に分解していく。
 

 

 

型紙の作成

分解したスニーカーを元に、ラグジュアリーな素材やテクニカルファブリック、または別の靴のソールを使って、既存の枠にとらわれずに感性のおもむくまま、自分が描く完璧なカスタムスニーカーを作り出していこう。

 

TIP:パーツを外したら、混同しないようにマーカーペンで名称を書いておこう。

 


1) 外側

「それぞれのパーツを画用紙などに写し取って型紙をつくり、それに合わせて素材をカットすれば、まったく新しいカスタムシューズをつくることができます」

 

2) 内側

「靴の内側のカスタマイズをすることは通常ほとんどありませんが、分解した内側のパーツを使ってももちろん型紙がつくれます。この型紙に合わせて新しい素材をカットし、内部も一緒にカスタマイズするのもいいですね」


3) 再構築

「スニーカーの再構築は、複雑なプロセス。型紙靴型素材靴づくり用のツールが必要です。私たちが開催している靴づくりのクラスでは、一通りの工程を4日間でお教えしています」

 

 

6回にわたってお届けするThe Shoe Surgeonのビデオシリーズ、第2回目もお楽しみに。次回は、Surgeon Studiosチームがペイントを使ったカスタマイズの方法を紹介してくれる。
 

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