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Rose Leslie特集

人気ドラマシリーズで話題の女優が語る仕事とファッション

街を歩くたびに、道行く人から同じ言葉を叫ばれてうんざりしない人はいない。しかし、大人気ドラマシリーズ『Game of Thrones/ゲーム・オブ・スローンズ』で3年にわたってイグリット役を演じたRose Leslie(ローズ・レスリー)は、彼女が恋人役のジョン・スノウに向かって言う、“あんたは何も知らないんだね、ジョン・スノウ”という名台詞をいくら投げかけられても気にならないどころか、かえって嬉しいそうだ。「世の中の人に自分を知ってもらえて、からかわれる存在になれたこと自体すごく光栄」と彼女は言う。「この台詞が自分のキャッチフレーズになったことも、これほど世界中から注目を浴びている作品に参加できたことも、本当にありがたく思っています」

テキスト:Hollie Moat、日本語テキスト:Mitsuko Volek、撮影:Tom Craig、スタイリング:Poppy Kain

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『The Good Fight』が大人気となっていますが、いわゆる“フェイクニュース”やトランプ大統領就任式など、最新のトピックを扱っていることも人々から支持される理由の一つだと思いますか?

Rose Leslie: 「そう思います。人々が注意を向けるべき題材に、ショーランナーのRobert & Michelle Kingが勇敢にスポットライトを当てたことを、出演者としても誇りに思っています。パイロット版の冒頭、テレビから流れるドナルド・トランプの就任式を見ているダイアンの顔は、何とも言えない無表情。“彼女はきっとこう感じているはず”と、視聴者がそれぞれの気持ちを彼女の表情に投影することができる、素晴らしい演出だと思いました」

法律事務所を舞台にしたこのドラマで、マイアは司法試験に受かったばかりですが、撮影の前に法律について勉強はしましたか?

「法律の世界に飛び出したばかりの新米弁護士、というマイアの役には、自分なりの解釈を加えました。彼女にとっても私にとっても初めての経験なので、証人尋問で苛立ったり、ナーバスになったりしても無理もないことだ、と考えたのです。また、訴訟、仲裁、宣誓供述書といった、ある程度意味がわかっていた法律用語についても改めて調べました。その言葉を台詞として発する時は、その意味をしっかり理解して頭に焼き付けておかないと、しゃべっていておかしなことになってしまいますから」

Loeweのドレス(提供ショップ:Tiziana Fausti), Dorateymurのミュール(提供ショップ:Bernard Boutique)

「私が強く惹かれる女性は、みんな安全地帯の外に投げ出された女性。彼女たちは、見慣れない状況に翻弄されつつも内なる勇気を見いだし、さまざまな問題に立ち向かっていくんです」

 

 

Christine Baranski(クリスティーン・バランスキー)、Bernadette Peters(バーナデット・ピーターズ)という素晴らしい先輩女優と共演した感想は?

「うっとりするほどエレガントで大らかな2人は、とても優しく私を受け入れてくれました。しかも、撮影でも少ないテイクでOKを出す彼女たちは、徹底したプロフェッショナリズムの持ち主です。“Bernadette Peterstの娘役として共演しているのだから、見劣りしないように頑張らなければ”、というプレッシャーがあるのは確か。でも、Bernadetteはとにかく素敵な女性で、いつも私に優しく接してくれます。Christineも同じように、初日からずっと私を温かく迎えてくれました。前作から出演している彼女は、新しく入ってきた私の居心地が良いように、現場の雰囲気を作ってくれたのです。おかげで、これはみんなで力を合わせて創り上げる新しい作品なのだ、と思えるようになりました」

マイアは果敢な弁護士、イグリットは女戦士として仲間のために闘い、『Downton Abbey』のグウェンですら、体制に屈することを拒むなど、これまでは強い女性の役が多かったようですが……。

「私が強く惹かれる女性は、みんな安全地帯の外に投げ出された女性だということは確か。見慣れない状況に翻弄されつつも、内なる勇気を見いだして、さまざまな問題に立ち向かっていくという意味においては、彼女たちは強い女性だといえるでしょう。マイアの場合は、とても親しい関係だった父親を、ある日突然信用できなくなってしまうという悲劇的な状況に陥ってしまいます。何しろ、自分の父親が罪のない人々から巨額のお金を騙し取り、その人たちの人生を台無しにした挙げ句、自分が努力して手に入れたキャリアまで脅かされたのですから。私は彼女が、自分の欲望に支配されている人間ではないと思っています。億万長者を両親に持つという極めて恵まれた環境にも関わらず、彼女は同僚の弁護士たちと変わらない善良な心の持ち主。だから私は、マイアを演じるに当たって、そんな彼女の内面を見せていこうと決めました」

「ファッションで強さを誇示したり、どの服を選ぶかによって人物の感情を補足的に表現しているという点において、『The Good Wife』は“ファッションフォワード”な作品だと思います」

『The Good Wife』は洗練された衣装で有名でしたが、『The Good Fight』もそれを受け継いでいますか?

「Dan Lawson(ダン・ローソン)の才能には、本当に頭がさがります。『The Good Wife』に引き続き、今回も彼がコスチュームデザイナーを担当しているので、全体の雰囲気はよく似ています。ファッションで強さを誇示したり、どの服を選ぶかによって人物の感情を補足的に表現することで、エピソードを通して登場人物の心の動きを見せているという点では、今回も“ファッションフォワード”な作品だと思います。例えば、マイアが明るい色や模様の服ではなく、くすんだ色のスーツを選ぶ時は、気分が落ち込んだり、自信を失っている時。Danは、物語に深みを出す衣装作りの達人なんです」

これまでの役で一番気に入った衣装は?

「私はハイヒールが苦手なので、フラットブーツを履くことができたイグリットの戦闘服。鎧と弓と矢で武装して、髪や顔も汚れている、という彼女の姿が大好きでした。ただ、今回の『The Good Fight』でも、とても素敵な衣装を着せてもらっています。Alexander McQueenのセットアップやHelmut Langのオーバーコートなど、マイアはエレガントな服をたくさん持っているんです。女優という仕事柄、毎日スーツを着て出かけることはないので、実生活とかけ離れたファッションを楽しめました」

 

プライベートのファッションと一番近い役柄は?

「22歳の頃に同じ質問をされたら、ボーイッシュな性格のイグリット、と答えたと思います。ただ、私も30歳になったので、マイアのような大人の女性に少しずつ近づいていっていると思いたいです」

ローレンス・オリヴィエ賞授章式のChristian Diorのドレス姿は本当に素敵でしたね!レッドカーペットのためにドレスアップするのは楽しみですか?

「はい、すごく!みっちり2時間、誰かが頑張って自分を綺麗にしてくれていて、いい気分にならないほうがおかしいでしょう?レッドカーペットの準備はチーム全員の共同作業なので、私にとってはすごく楽しい時間です」

最後に、今日の撮影で一番気に入った衣装を教えてください。

「ウエストに共布のフロントタイをあしらい、襟の位置と袖の太さをアレンジした、Loeweのストライプ柄シャツワンピース。デザインは、少しオフビートなほうが面白いと思うんです。洋服に限らず、人生のいろいろな側面においても、そういった感性に惹かれます。ありきたりなものに追従しない、という生き方が好きなのでしょうね」